インテリアコーディネーターとは,インテリア産業協会による資格です.インテリア全般に関する幅広い商品知識を持ち,快適な住空間を作るためにインテリア計画や商品選択の適切な提言・助言を行う専門職であることを認定します.
試験は,インテリアの基礎的な知識を問われる1次試験と,論文とプレゼンテーションのある2次試験があります.2次試験に合格後,所定の登録手続きが完了すると,インテリアコーディネーターとして登録され,資格登録証が交付されます.例年,合格者のうち7割以上を女性が占めています.
インテリアコーディネーターとは,インテリア産業協会による資格です.インテリア全般に関する幅広い商品知識を持ち,快適な住空間を作るためにインテリア計画や商品選択の適切な提言・助言を行う専門職であることを認定します.
試験は,インテリアの基礎的な知識を問われる1次試験と,論文とプレゼンテーションのある2次試験があります.2次試験に合格後,所定の登録手続きが完了すると,インテリアコーディネーターとして登録され,資格登録証が交付されます.例年,合格者のうち7割以上を女性が占めています.
インテリアコーディネーターの有資格者は,商業施設士資格試験の学科試験で,「商業一般」の選択科目が免除されます.
①一次試験:なし(誰でも受験することができる)
②二次試験:一次試験に合格していること
14,850円(税込,令和元年度)
一次試験のみ,もしくは2次試験のみの受験を申し込む場合には,11,550円(税込).
①10月中旬
②12月上旬
①9月下旬
②11月中旬
①11月中旬
②2月中旬
①マークシートによる択一式,50問,160分
②記述式,180分
一次試験
二次試験
■プレゼンテーション
インテリアの基礎知識をもとに,住まいなどのインテリアに関する与えられた課題について,与条件を理解した上でインテリア計画を行い,図面作成や着彩により必要な情報を分かりやすく表現し,伝達できる能力を有していること.
■論文
住まいなどのインテリアに関する与えられた課題について,インテリアコーディネーターとして,これを理解し,判断した上で,的確な解答を文章で明瞭に表現できる能力を有していること.
科目合格制度あり.
一次試験に合格後,次年度から3年間は,申込手続き時に免除申請をすることで1次試験が免除される.
過去5年間に実施されたインテリアコーディネーター資格試験の受験者数,合格者数および合格率の推移を図表に示します.図表中の受験者数は,一次・二次の試験を通じて,当該年度に資格取得まで目指した受験者の数で,申込時の区分だと基本タイプ一次受験者と二次試験タイプ受験者との合計を指します.毎年の受験者数は8,500人程で,合格率は22〜25%の範囲にあります.
試験回 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
2020年度 | 8,468人 | 2,045人 | 24.1% |
2019年度 | 7,561人 | 1,896人 | 25.1% |
2018年度 | 8,966人 | 2,135人 | 23.8% |
2017年度 | 8,569人 | 1,931人 | 22.5% |
2016年度 | 8,589人 | 2,055人 | 23.9% |
(公財)インテリア産業協会の発表に基づき作成
インテリアコーディネーター資格試験合格者の性別内訳(令和2年度の場合)を図表に示します.合格者の男女別の比率は,男性が24.1%(492人),女性が75.9%(1,553人)で,女性比率の高い傾向が続いています.
凡例 | 項目 | 内訳 |
---|---|---|
① | 男性 | 492人 |
② | 女性 | 1,553人 |
(公財)インテリア産業協会の発表に基づき作成
インテリアコーディネーター資格試験(2020年度)の合格者を年齢層別に集計した図表を示します.合格者の半数近く(46.3%)を20代が占めており,全体の4分の1が24歳以下の層となっています.
凡例 | 年齢層 | 割合 |
---|---|---|
① | 24歳以下 | 24.0% |
② | 25〜29歳 | 22.3% |
③ | 30代 | 28.6% |
④ | 40代 | 17.7% |
⑤ | 50歳以上 | 7.5% |
合計 | 100.0% (2,045人) |
(公財)インテリア産業協会の発表に基づき作成
2020年(第38回)インテリアコーディネーター資格試験の合格者の地域別内訳を図表に示します.図表中の地域ブロックは,公表されている支部地域別合格者数を全国6地域へ分類し直して,集計したものです.東京を含む②関東・甲信越のブロックの合格者が970人と,同年の全国の合格者2,045人のうち47.4%を占めています.
凡例 | 地域 | 割合 |
---|---|---|
① | 北海道・東北 | 7.8% |
② | 関東 | 47.4% |
③ | 中部 | 11.4% |
④ | 近畿 | 17.4% |
⑤ | 中国・四国 | 7.2% |
⑥ | 九州・沖縄 | 8.8% |
合計 | 100.0% (2,045人) |
各ブロックは以下の支部地域と対応する(カッコ内は支部の所在地):
【北海道・東北】北海道支部 東北支部(宮城県) 【関東】関東甲信越支部(東京都) 【中部】中部支部(愛知県) 【近畿】関西支部(大阪府) 【中国・四国】中国支部(広島県) 四国支部(徳島県) 【九州・沖縄】九州支部(福岡県) 沖縄支部
(公財)インテリア産業協会の発表に基づき作成