住宅ローンアドバイザーとは,住宅金融普及協会による任意の資格制度です.一般の消費者が住宅ローンを選択するに際して,消費者保護や説明責任を果たしつつ,正確な商品知識やリスク,情報提供といったアドバイスを行う能力が一定水準にあることを証します.
資格の取得には,養成講座の受講および修了試験への合格が必要です.合格後,所定の登録手続きを経て,住宅ローンアドバイザーの称号を受けることができます.
住宅ローンアドバイザーとは,住宅金融普及協会による任意の資格制度です.一般の消費者が住宅ローンを選択するに際して,消費者保護や説明責任を果たしつつ,正確な商品知識やリスク,情報提供といったアドバイスを行う能力が一定水準にあることを証します.
資格の取得には,養成講座の受講および修了試験への合格が必要です.合格後,所定の登録手続きを経て,住宅ローンアドバイザーの称号を受けることができます.
住宅ローンアドバイザーは,住宅金融普及協会による民間資格です.同名の「住宅ローンアドバイザー」の称号を認定している団体は他にもあり,(一社)金融検定協会によるものなどもありますが,不動産業界では住宅金融普及協会によるものが知られています.
実施団体である住宅金融普及協会は,住宅ローンに関連した調査研究や,国交省大臣指定期間として様々な建築物の検査や審査を行う団体です.住宅ローンアドバイザーの養成や,登録者に対する継続的な情報提供を行っています.
住宅金融普及協会の場合,住宅ローンアドバイザー養成講座の受講およびその効果測定(修了試験)に合格後,同協会へ「住宅ローンアドバイザー」として登録し,登録者証の交付を受けることができます.
なし
誰でも受講することができる
通信講習(Web)または通学講習
講習の受講方法には,e-lerningによるWeb受講(Aコース)と,所定の会場へ通学して受講する方法(Bコース)の二種類が用意されている.
(一財)住宅金融普及協会
講習・効果測定は日建学院において実施
第1回:4月下旬〜6月下旬
第2回:11月中旬〜1月中旬
(いずれも例年の場合)
基礎編
応用編
Aコース(Web受講):21,000円(税込,令和2年度)
Bコース(会場受講):24,000円(同上)
年2回
第1回:7月
第2回:翌2月
応用編の効果測定において,一定以上の点数の取得で合格
判定基準は「40問中29問以上正解かつ計算問題10問中6問以上正解」とされることが通例
住宅金融普及協会による住宅ローンアドバイザー講習会が開始 | |
日本不動産学会業績賞を受賞 | |
全日本不動産協会の住宅ローンアドバイザー資格事業が住宅金融普及協会へ移管 |
過去5年間に実施された住宅ローンアドバイザー養成講座の受講者数,修了者数および修了率の推移を図表に示します.2020年度は社会状況によって開催回が限られた(例年2回→1回)ため受講者数が少なかったものの,例年コンスタントに3千人以上の受講者を集めています.修了率(合格率)も例年8割を超えており,今後もこの水準が続くものと予想されます.
試験回 | 受講者数 | 修了者数 | 修了率 |
---|---|---|---|
2020年度 | 1,781人 | 1,483人 | 83.3% |
2019年度 | 3,214人 | 2,647人 | 82.4% |
2018年度 | 3,077人 | 2,539人 | 82.5% |
2017年度 | 3,377人 | 2,841人 | 84.1% |
2016年度 | 3,404人 | 2,878人 | 84.5% |
(一社)住宅金融普及協会の発表に基づき作成